その日走らせる前、ぶつけたとき、ほかのアライメントをいじったときにトー角を測ります。
まず、トー角の測り方から。
ホイルの前側と後ろ側をノギスで測って、差し引いた数字を見ています。


いつも、おおよそ1~1.5mmトーアウトになるように調整しています。
キャンバーがついているので、ノギスを当てる高さが前と後ろで違うと、正確に測定ができません。また、ステアリングにガタがありますが、そこはあまり気にせず、前と後ろを同じくらいの力で測定するように心がけます。
ちなみに、1mmトーアウトを角度に変えると、0.8°くらいです。
HUDYなどのセットアップゲージでは、トー角が角度で測れます。あのセットアップゲージでステアリングのガタの中立のところで測れているのであれば、ノギスで1mmとセットアップゲージで0.8°は一緒ってことです。が、セットアップゲージで測ったときにガタの中立にいるのかがわかりません。アライメントの関係でステアリングリンケージに、トーインかトーアウト方向に力がかかっていると、ガタの中立ではない気がします。
この文章書いていて、そこが知りたくなってきました。
1mmで1度。わかりやすい。